ちょっとだけ笑えて考えさせられるイグノーベル賞その2
こんにちは!🤗
理系男子のジャックです!👨🔬
今回は前回に引き続きちょっとだけ笑えて考えさせられるイグノーベル賞を紹介します!🙌
車輪の再発明
皆様は「車輪の再発明」という言葉を聞いたことがありますか?🚴
これはある状態を比喩する慣用句で、「自分の労力やコストを使ってすでにあるものをもう一度生み出し、時間を無駄にしてしまうこと」といった意味があります⏱
なぜこんなことを説明したかというと、車輪の再発明が本記事で紹介するイグノーベル賞と大きく関係しているからなんです👏
2001年のイグノーベル技術賞
2001年のイグノーベル技術賞はまさにこの「車輪の再発明」を行った出願者と特許庁に贈られました😚
比喩ではなくほんとに車輪を再発明しちゃったんです!😅
どういうことかというと、「電気などの動力を利用せず、引きずることもなく、運搬等に使用できる円形の構造物(要するに車輪)」を特許として出願したら、当時のオーストラリア特許庁が普通に受理しちゃったんですね✨
もしこれが関西人のやり取りであればこんなことになっていたでしょう☝️
出願者「ごっついええもん発明したで!コレ特許通らへんかな?」
特許庁「おお!ええやないか!電気も使わんし、少ない力で動くし、クルクルクル・・・
ってコレ車輪やないかーーーーい!」
このようになると思います😌(確信)
なぜこのようなことが起こったのか?
どうしてこんなことが起こってしまったかというと、出願者は当時のオーストラリア特許庁の審査が雑であることに警鐘を鳴らすため、意図的に車輪の特許を出して雑であることを知らしめたかったようです🤔
イグノーベル賞まで受賞したということで、これ以上ないくらい出願者の思惑通りに行っていますね👐✨
これ以降、オーストラリアの特許の注意書きに「車輪の特許を出さないこと」という文言が加わったとか…🚴💨
いやそこだけピンポイントで対策してどうする!?👏💦
色々とツッコミどころ満載なお話でした😁
それではまた次回よろしくお願いします👏
画像出典元:pixabay